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さくらが咲いたよ [ひとりごと]

サクラが数輪咲いたかと思ったら、寒気が流れ込み、昨日の朝は雪がちらつきました。
満を持しての開花もちょっと遅れるかもしれません。
 サクラをタイトルにした曲は沢山ありますが、私の一押しは、久石 譲作曲、彼の娘麻衣の歌う「さくらが咲いたよ」
4-5年前TSUTAYAで借りたCD「久石譲-Complete Best Selection」に入っていた曲で、妖しく、切ない唄で、さくらの持つ何とも言いようのない世界を唄い上げています。
 もう1曲は河口恭吾の「桜」
 2曲をYou Tubeからどうぞ。



「さくらが咲いたよ」作曲;久石 譲  作詞;宝野ありか 歌;麻衣

 さくらが咲いたよ
 薄紅花街 
 峠に咲いたよ 遠く鐘が鳴る
 男はダンビラはためかせ 女のため今宵も首を取る
 愛しては果てのない孤独ばかり

 さくらが咲いたよ
 朧春霞 恋しや都と鳥が啜り泣く
 男は不安に荒れ狂う 女があまりに美しすぎて
 満開の花の下の恐さに似て

 さくらが咲いたよ
 地獄獣路 命惜しかろと屍が嗤う
 さくらが揺れるよ
 風さえないのに はらはら零れた血染めの簪

 咲き乱れ 舞い遊び 手のひらが花になる
 愛惜しや 恨めしやその胸を殺めたい
 咲き狂い 舞い堕ちてこの躯 風になる
 花びらが散るたびに 人命が散っていく

 さくらが咲いたよ
 この世を埋めて
 さくらが散ったよ 
 あとは何もない



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河口恭吾 「桜」



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